日本統治時代の炭鉱開発のために線路がひかれた台湾鉄道路線「平渓線」の終着地。沿線には多数の炭鉱跡や関連の遺構が多数残されています。十分や平渓、菁桐のエリアでは天燈上げ体験を楽しむことができます。終着駅でもある菁桐駅は、日本統治時代に建てられた日本でも数少ない木造瓦屋根構造の駅舎が現在も利用され、線路脇には炭鉱遺跡や許願筒と呼ばれる願いごとが書かれた竹筒などが吊るされているのが特徴的。同地区のランドマークでもある天燈を模したガラスの建物である菁桐天燈館は、メッセージを記したエコ天燈がガラス面のモニターに映しだすライトアップを行うユニークなサービスも提供しています。