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夏に旬を迎える文旦
グレープフルーツに似た文旦の果肉
文旦の名産地・麻豆の農園
可愛らしい文旦の皮の帽子を頭に乗せた子供
「中秋節」は旧暦8月15日に月を祭る祝日で、台湾の三大節句のひとつです。2022年の中秋節は9月10日。台湾ではの中秋節に月のように丸い月餅を食べて五穀豊穣や家族の団らんを願います。近年では家族や友人とバーベキューを楽しむ習慣も根付いています。また、中秋節には文旦も欠かせません。文旦は中国語で「柚子(ヨウズ)」といい、子供を守護する意味の「佑子」と同じ発音のため縁起が良い果物とされています。文旦は若い木の大きな実はジューシーで爽やかな酸味があり、古木の小さな実はより甘みが強く値段も高め。綺麗に剥いた文旦の皮を帽子のように子供やペットの頭に載せる遊びも人気です。
瓶蓋工廠台北製造所
静心苑(松山療養所所長宿舍)
台北流行音楽中心
台北市東端の南港区はレトロとモダンが交差する街。MRT南港駅前の「瓶蓋工廠台北製造所」は、1941年に設立された「国産コルク工業株式会社」の工場跡をリノベーションした文化複合施設。駅前通りを西に歩いていくと見えてくる山形の屋根を持つモダン建築は、2020年に開館した台北の音楽発信拠点「台北流行音楽中心」です。MRT昆陽駅から南に進むと、1935年ごろに完成した療養所の官舎「松山療養所所長宿舍」を整備した文化複合施設「静心苑」に出逢います。南港で、歴史をめぐる小さな旅にでかけてみませんか?
瓶蓋工廠台北製造所台北市南港区南港路二段13号https://www.facebook.com/POPOPTAIPEI
静心苑(松山療養所所長宿舍)台北市南港区昆陽街164号https://jinghsinyuan.com.tw/
台北流行音楽中心台北市南港区市民大道八段99号https://tmc.taipei/
設計は世界的建築家レム・コールハース(OMA)(撮影/林軒朗)
参観回路(Public Loooooop)
設計は世界的建築家レム・コールハース(OMA)
台北市の文化施設「台北表演芸術中心(台北パフォーミングアーツセンター)」が7月にグランドオープンを迎えました。場所は有名観光地「士林夜市」に隣接するMRT剣潭駅前。透明なガラス張りのボックスにシルバーの球体が差し込まれたユニークな外観のモダン建築が圧倒的な存在感を放っています。館内の3つの劇場は、ジャンルにとらわれないパフォーマンスに対応。建物全体を貫く回廊「参観回路(Public Loooooop)」では、窓から劇場内の様子やテクニカルスペースを見学できます。台北の新たなランドマークに注目です!(画像提供/台北表演芸術中心)
台北市士林区剣潭路1号https://www.tpac-taipei.org/
基隆要塞司令部(画像提供/基隆市政府)
基隆港・海洋廣場
要塞司令官邸(画像提供/基隆市政府)
正濱舊漁會大樓
岸田呉服店・岸田喫茶部跡
基隆港は清代から発展してきた台湾の北の玄関口。台湾鉄道基隆駅そばの「海洋廣場」からは、港全体が見渡せます。港の西岸には日本統治時代建築の合同庁舎などの歴史建築が残っており、東岸は大型クルーズ船が寄港する国際クルーズターミナルになっています。東岸の信二路と義二路の交差点周辺は、日本統治時代に「基隆銀座」と呼ばれた繁華街だった場所で、現在も日本の岸田首相の曽祖父が経営していた「岸田呉服店」と「岸田喫茶部」だった洋館の姿を見ることができます。北に2㎞ほどの大沙湾には「基隆要塞司令部」や「要塞司令官邸」などの軍事施設や邸宅跡が、さらに1㎞あまり北の正濱漁港には元産業施設の「正濱旧漁会大楼」が佇んでいます。基隆市では歴史的建築物の保存・再利用に力を入れており、日本の面影を残す建物も文化施設として活用され、台湾と日本の歴史的なつながりを伝えています。
基隆要塞司令部(画像提供/基隆市政府)基隆市中正区祥豊街46号基隆港・海洋廣場基隆市仁愛区忠一路要塞司令官邸(画像提供/基隆市政府)基隆市中正区中正路230号正濱舊漁會大樓基隆市中正区中正路391号岸田呉服店・岸田喫茶部跡基隆市中正区信二路と義二路の交差点
吉古拉
沙茶麺
焼邁
「吉古拉」「焼邁」「沙茶麺」は基隆を代表するご当地グルメ。日本語の「竹輪」が語源の「吉古拉(チクラ)」は、「吉古拉を食べなければ、基隆に来たことがあるとは言えない」といわれる基隆人のソウルフード。「焼邁」は豚肉や魚のすり身入りの餡を薄い皮で包んで蒸しあげた焼売で、大きなサイズとふわふわ食感が魅力です。「沙茶麺」に使われる「沙茶醤」は、東南アジアの「サテ」を中華風にアレンジした魚介類入りの調味料。基隆で沙茶醤がカレーと出合った結果、基隆の沙茶麺は独自のカレー味に進化を遂げました。基隆に来たら、ぜひ味わってみてくださいね!
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