台中市・新社区で、「2024台中国際フラワーカーペットフェスティバル」が2024年11月9日(土)に開幕、12月1日(日)までの23日間、朝8:30から16:30まで開催します(入場無料)
フェスを開催する台中市新社の種苗改良繁殖場は、日本統治時代の大正2(1913)年にサトウキビの種苗改良研究のために開設された広大な農場で、毎年10~11月には「新社花海(新社の花の海)」として総面積28.5ヘクタール、東京ドーム6個分にも及面積を誇り、一面の花畑を楽しめるようになっています。同園で開催されるフェス会場では、旬なサルビアやセンジュギク、ケイトウ、マリーゴールドなどでデザインされた色鮮やかな花畑が広がり、地元特産品の販売コーナーやグルメ屋台街も設置されます。
同イベントは今年、国際認証団体Green Destinationsの持続可能な観光(サスティナブル・ツーリズム)に取り組む地域の優秀事例を全世界から選出する「Green Destinations Top 100 ストーリーズ」にも選出されました。
会場となる新社区は台中市中心部から北東に約15km、車で30分ほどの距離にありますが、イベント期間中には会場までの無料送迎バスも運行されます。
観光客にも便利な台湾鉄道「豊原駅」、台中MRT「松竹駅」などから3路線が利用可能です。
台中市中心部からそう遠くないものの、市街地とは小高い台中山地で隔てられているため、花畑の背景は自然そのもの。美しい山並みを遠くに望む広々とした花の海が、見る人の心を和ませてくれます。
日本では冬が始まるこの時期に色とりどりの花の海を楽しめるのは、さすが南国・台湾です。少し季節を巻き戻して、満開の花々の香りに包まれた華やかで開放的な気分が味わえるイベントです。
▼2024台中国際フラワーカーペットフェスティバル(台中国際花毯節)
公式サイト(中国語)https://www.flowercarpet.tw/
・面積換算元データ:東京ドームの建築面積は46,755平方メートル