台湾観光庁は、青森空港国際化促進協議会(青森県)およびエバー航空との3者協業プロモーションとして、青森県を中心に走る「青い森鉄道」の車両を活用した台湾観光ラッピング列車の運行を開始しました。
この取り組みは、週3便で運航中のエバー航空・青森―台北線を活用した台湾へのさらなる周知拡充と訪台観光促進を目的の一環として、青森の夏を象徴する「ねぶた祭」の開幕にあわせて運行をスタートしました。運行列車による長期掲出を通じて、地域の皆様および国内外の観光客への効果的な訴求を行い、台湾旅行への関心と意欲の喚起を図ってまいります。


■ 青い森鉄道と台湾鉄道交流
青い森鉄道は、2019年のエバー航空による青森―台北間の定期便就航を契機に、台湾との観光および鉄道を通じた交流促進のため、台湾鉄路管理局(現・台湾鉄道公司)縦貫線(台中~高雄間 206.5km)と姉妹鉄道協定を締結しました。この協定を契機に両者は鉄道をテーマとした相互訪問、記念きっぷの発行、PRイベントや相互ラッピング列車活動などを通じて、日台間の地域交流を深めています。
■ 台湾観光ラッピング列車の概要
台湾観光ラッピング列車は、青森駅~目時駅間を結ぶ2両編成のローカル列車で、浅虫温泉や奥入瀬、八戸などの人気観光地やターミナル駅を沿線に抱え、通勤・通学のほか観光利用でも親しまれている路線である。
今回の台湾観光ラッピング車両には、青い森鉄道のキャラクター「モーリくん」と、台湾観光庁のキャラクター「オーベア」が登場し、車体全体に台湾観光のカラフルなビジュアルがあしらわれ、「ちょちょいと行き台湾」「ちょちょいと知り台湾」など、台湾を身近に感じる親しみやすいコピーを添えて、同線利用の県民の皆さまをはじめ、青森を訪れる国内外の観光客へ向けて台湾観光の魅力や、青森空港発着のエバー航空定期便運航の利便性を広く訴求していきます。青い森鉄道で台湾観光ラッピング列車を見かけた方はSNSのハッシュタグ#台湾観光庁でお知らせください。青い森鉄道台湾観光ラッピング号と皆様が出会うのを期待しています。

台湾観光庁では今後も、地方自治体や地域交通機関、航空会社との連携を通じて、台湾旅行市場を高める多角的なプロモーションを展開してまいります。
青森県「青い森鉄道」公式サイト https://aoimorirailway.com/
画像協力:青い森鉄道