「第一回世界原住民族伝統運動会」が開催されます!

台湾には政府公認の原住民族が16グループ存在し、それぞれに独自の文化、言語、習慣を持っています。そんな原住民族の文化を知る・体験できる観光スポットが台湾各地にあります。

例えば、台北市内なら「順益台湾原住民博物館」に行ってみてください。台湾で初めての私立の原住民博物館で、展示や資料も充実しています。故宮博物院のすぐ近くにあるので、ご旅行の計画も立てやすいです。

台湾中部にある日月潭には、原住民族のテーマパーク「九族文化村」があり、原住民族のショーや伝統的なお祭りを体験することができます。同じく台湾中部の檜木で有名な阿里山にはツォウ族の部落があり、大自然の恵みを感じることができます。

アミ族が多く暮らす花蓮には、原住民族グルメを楽しめる東大夜市の「原住民一條街」があります。都市部ではあまり食べる機会がない、色とりどりの新鮮な食材に舌鼓をうつこと間違いなし!

台湾本島から飛行機や船で行く蘭嶼にはタオ族(ヤミ族)が暮らしており、名物のトビウオが跳ねる美しい海でダイビングを楽しみながら、台湾で唯一離島に暮らす原住民族の特別な文化に触れることができます。

このような多様な民族が共存する台湾で、世界中の原住民族の絆を深め、より豊かな交流の機会を創り出すことを目的に、今年12月10日から12日まで「第一回世界原住民族伝統運動会」が開催されます。この運動会では、伝統的なスポーツを中心に、10項目の競技が用意されています。

台湾の原住民族16グループ及び平埔族だけではなく、マーシャル諸島、パラオ、ツバル、グアテマラ共和国、ニュージーランド、フィリピン共和国、アメリカ(グアム、北マリアナ諸島、ハワイ州)、オーストラリア、カナダの9つの国家が参加します。合計で28のチーム、合わせて1180人の参加を予定しています。

伝統を継承する原住民たちの勇姿をご期待ください!

英語サイト:https://2025witg.com/en-home/