「2025台湾ランタンフェスティバル in 桃園」
メインランタンとミニランタンデザイン発表、日本語版イメージビデオも

2025年の「台湾ランタンフェスティバル(台灣燈會)」が開催される桃園市で、今年のメインランタンとミニランタンの発表記者会見が行われました。同時に同フェスティバルの国際プロモーションフィルムも新たに完成しこのほど公開されました。

今年の「台湾ランタンフェスティバル」は、桃園市で9年ぶりに開催。メイン会場となるのは、桃園空港MRT線「A18高鐵桃園駅」周辺に設けられた広大な特設会場で、2月12日(水)19時にメインランタンの点灯式で開幕を迎えます。
さらに、「光の遊び場(光的遊戯場)」と名づけられたサテライト会場を「A19桃園体育園区駅」に用意し、フェス本番前となる2月7日よりオープンを予定し、両会場ともに会期は2月23日(木)まで開催。
台湾ランタンフェスティバルのシンボルである今年のメインランタンは、著名な芸術家・李明道氏が手がけました。「無限楽園 paradise」と題されたメインランタンは高さ18メートルに達する巨大な「∞(無限大)」記号の形を表しており、現代的なデザインとなっています。会場は、桃園市の独特かつ伝統的な景観である埤塘(溜池)や、台湾の国民的スポーツである野球のスタジアムにちなんだデザインを採用しました。そして、多数のエスニックグループがともに暮らす台湾文化の多様性や活力にあふれる台湾のエネルギーを、数多くのランタンを通じて表現されます。

メイン会場およびサブ会場にはそれぞれステージがあり、会期中には国内外のさまざまなミュージシャン、舞踊団、パフォーマーなどが、多彩なパフォーマンスを会期中に披露します。

また、恒例の干支にちなんだ組み立て式ミニランタンのデザインも発表されました。
カラフルでかわいらしいヘビのミニランタンは、パーツごとの角度を調整でき、「1」から「9」までの数字の形に作り上げることが可能。これまではボタン電池を使用していたランプパーツ部分に、USB-Cコネクタを装備したバージョンも作られ、自分のモバイルバッテリーから給電して点灯することもできるようになりました。ボタン電池の使用料を減らし、よりエコな楽しみ方ができるよう工夫が施されています。ミニランタンは会場内の指定場所にて指定時間で無料配布されます。配布情報等は公式サイトにて告知予定をしています。

2025台湾ランタンフェスティバルin桃園を世界各地に広くPRするため、台湾観光庁(交通部観光署)ではプロモーションムービーを制作し、ネット上で公開しています。
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台湾ランタンフェスティバルの開催に合わせ、桃園市内の各区・町(桃園、中壢、平鎮、八德、楊梅、龜山、新屋、觀音、大園、蘆竹、大溪、龍潭、復興)もランタンエリアを開設し、桃園市全エリアをあげて「2025台湾ランタンフェスティバルin桃園」を盛り上げていきます。台湾ならではのランタンの光をたどりながら桃園を探索してみるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。

「2025台湾ランタンフェスティバル in桃園」の公式サイトには、各会場へのアクセス、地図、ランタンの詳細、ステージパフォーマンスのタイムテーブルなど、情報が続々と掲載されていく予定です。ぜひご覧ください。
▼2025台湾燈會(台湾ランタンフェスティバル)公式サイト(1/7現在は中国語版のみ)
https://2025taiwanlanternfestival.org/