2023年2月24日から3月26日まで新北市九份で「九份紅燈籠祭(赤ちょうちんまつり)」が初開催されます。九份に新しい刺激を与え、より多くの観光客が訪れることが期待されます。九份はかつて金鉱の街として栄えた歴史を持ち、「小上海」「小香港」とも呼ばれていました。日本統治時代が終焉を迎えたあとの台湾を描いた侯孝賢(ホウシャオシエン)の映画「悲情都市」のロケ地にもなっており、国内外から大勢の観光客が訪れる人気スポットのひとつです。
九份紅燈籠祭を記念して、タロイモスイーツなど地元の特産品が入ったオリジナルギフトボックスが販売されます。また、五番坑公園、金山岩などに観光客が自由に撮影できるフォトスポットとなる「金」の文字が書かれた燈籠を設置。これは、2018年に新北市瑞芳区と友好交流協定を結んだ日本の香川県琴平町で製作されたもので日台友好を象徴しています。台湾での大型連休と重なることもあり、国内外の観光客でさらに賑わうことでしょう。
情報及び画像協力:新北市政府観光旅遊局
参考文献:新北市政府觀光旅遊局「九份紅燈籠祭」
https://newtaipei.travel/zh-tw/calendar/detail/1913