農業部林業・自然保育署阿里山林業鉄路・文化資産管理処は111周年を迎えた阿里山鉄道を祝し、2年2ヶ月をかけて完成した新しい車両「栩悦号 Vivid Express」を発表しました。
車体の色は台湾の固有種であり、阿里山に生息するアリサンヒタキがモチーフに、アリサンヒタキの雄の羽の紺碧の色と首のオレンジ色を外側塗装に、雌の上品な淡い黄色が内装を彩り、旧式のイメージを一変しました。この車両の特色は、乗車スペースと運転席の間はガラスで仕切られており、乗客は運転手と同じ視点で前方の景色を楽しむことができます。
また、車内には貸切スペースも用意されており、団体旅行やご家族での乗車にも最適な列車の旅をお楽しみいただけます。
阿里山一帯の豊富な生態を資源とした阿里山鉄道は、これからも鉄道旅を楽しむ観光客を特別な体験へと誘います。
●台湾・林業及自然保育署
阿里山林業鉄路及文化資產管理処 https://afrch.forest.gov.tw/Ja
画像協力:林業及自然保育署阿里山林業鉄路及文化資產管理処